(Leaf Visual Novel Series vol.3) "To Heart"Another side story

メカ耳少女の居る風景

第九話
『ぶっちぎりバトル元帥』の巻

Written by -->MURAKUMO AMENO HOME PAGE -->SEIRYU-OU KYUUDEN

Original Works "To Heart" Copyright 1997 Leaf/Aquaplus co. allrights reserved


 この小説は、販売・株式会社アクア、企画・制作・リーフのウィンドウズ95用ヴィジ  ュアルノベル・ソフト「ToHeart」を基にした二次創作物であり、作中に使われる名称  は一部を除いてほぼフィクションです。  したがって、ゲームの公式設定・裏設定に準じた物語ではないために、誤解を招く場合  等がありますが、その場合はご容赦願います。  ちなみに、  この小説の中に出てくる少女たちと会いたいと思ってくれた方々には、つつしんで「探  せば会える」とだけ言っておきましょう。


平盛○○年12月12日(土)午前11時10分前・天気・・・雪

 「気を付けて下さい。」
「ああ。」
「頑張って下さいね。」
「ああ。」
「ベストを尽くして挑みましょう!」
「・・・ああ。」
「きっと大丈夫ですよ!」
「そう、だ、な・・・」
「万が一駄目でも、チャンスはいくらでもありますから!」
「そ、そりゃそうだけど・・・」
「重要書類は持ちましたか?」
「ああ。」
「鼻紙は?」
「ほら。」
「ハンカチは?」
「ほい。」
「保険証は?」
「コピーだけどな。」
「着替えは?」
「もう送ったよ。」
「会場の場所は?」
「ばっちり。」
「ご祝儀は?」
「・・・結婚式じゃない。」
「じゃ、じゃあご香典・・・」
「葬式でもないっ!」
「カタログはチェックしましたか?」
「今回は違う!!」
「じゃあ、じゃあ、あとは、えーと・・・」
 俺の顔を覗き込むリュース。頬が微妙に紅い。
「い、いってらっしゃいのキス・・・ですか・・・?」
「・・・それに関して異はとなえたくない・・・となえたくないが・・・リュース。」
「は、はい。」
 周囲の目とざわめきがそろそろきつくなってきた。
「ここは家じゃない・・・」
 棒のようなため息が、周囲の喧騒と出発便のアナウンスに紛れて消える。
「空港なんだよ。」
「はぁ。」
 いまいち状況をつかみきれていないな・・・こいつは。
「だからぁ・・・手荷物チェックのゲート前でこんな空港コントやってる場合じゃねぇんだ
 っつーの!」
「えぇっ!」
 口元を両手で覆うリュース。
「そ、そんな・・・私はただ東京に向かうご主人さまが、大学受験のプレッシャーに負けて
 はいないかと・・・」
「心配してくれるのはありがたいがなぁ、そういうチェックは普通一回やりゃあ十分なん
 だよ!この三十分に七回もおんなじチェックしおって!」
 数える前に止めない俺も俺だが。
「ご主人さまって、結構とりあたまですから。」
「俺がとりあたまなら、七回も同じ事をする貴様は機械性痴呆症患者だな。」
しくしくしく
「泣きながらベンチの下に入ろうとするな!」
ずるずるずる
「ああうぅ・・・」
 半泣きのリュースを羽交い締めにして引っ張る。
 全く・・・俺が泣きたくなるぜ。
「とにかく!」
 出発時間も押し迫っている今、あまりこいつとじゃれている場合では無い。
「家で忘れ物のチェックはしたし、だいいちここで忘れ物に気付いたって取りに帰る訳に
 もいかんだろう。」
「い、いえ、多少の忘れ物なら大丈夫なように、私も色々持ってきましたから・・・」
「ほほぅ。」
 なかなか感心な奴だ。ちょっと見直したぞ。
「じゃあ、ハンカチや鼻紙も持ってきてある訳だ。」
「もちろんです!」
 珍しく自信満々にリュースが言い放つ。背中の赤いリュックを下ろして物を出すしぐさ
 は、まるで昼時の遠足に来た幼稚園児のようだ。
「はいっ!ハンカチと鼻紙です!」
「それは雑巾と箱テイッシュだ。」
ひゅおおおぉぉぉ
 空港の中を一陣の突風が駆け抜けた。
「ま・・・予想通りではあるな」
「うっうっ・・・ず、ずびばぜえぇぇん・・・」
「泣くな。これからもっとしっかりしてくれれば・・・って、言ったそばから雑巾で顔をふ
 こうとするな!」
「あぁうぅっ」
 いそいでリュースの手から雑巾を取り上げる。
「ったく・・・ほら、ハンカチ。」
「うぅっ、すみません・・・ちーーーんっ」
「あ゛」
 ・・・・・・・・・
「ふぅっ、ありがとうございました。」
「返すな。」
「えっ?」
「鼻をかんだハンカチをそのまま返すなと言うんだ!」
「あぁっ!ご主人さまのハンカチがぐしょぐしょに!」
「誰がやったのか・・・分かってるよな。」
「・・・・・・・・・・・・・・・これは、体験に基づく予想なんですが・・・」
「・・・おう・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・私ですか?」
 その言葉を聞いたとたん理性を無くした俺は、思わずリュースをヘッドロックしたまま
 送迎ロビー内を一周してしまった。


               # # #


 「こんなことしてる場合じゃないと思うんですが・・・」
「誰のせいだと思っとるんじゃ!」
「きっと元帥さんの」
「もう一周してやろうか?」
「私が原因です。」
「よし。」
 んな事をやっている間にも時間は無常に過ぎ去り、出発まで後30分もないという結構
 切迫した状況になってしまった。
「さて、ゲートの中に入っておくか・・・」
 手荷物チェック用のゲートでは、すでに結構な長さの列が出来あがっている。どうやら、
 次の大阪行きに乗る人が大半らしい。
 俺はリュースを従え、その列の最後尾に並んだ。人の流れは思ったより早く、これなら
 充分出発時刻に間に合いそうだ。
「気を付けてくださいね。」
「そっから先は言うな。」
「はぁ。」
 八回目はごめんだ。
「・・・でも、本当に気を付けてください。」
「あぁ、分かってるよ。心配性だなぁ。」
「最近、事故が多いって言うし・・・」
「おいおい、いくら東京は車が多いからって、そうそう事故に巻き込まれるって事もない
 だろう。」
 本当にこいつの心配性は筋金入りだ。だけど、それだけ俺の事を心配してくれてる証拠
 かと思うと、数々のボケも笑って許してしまう。
 ・・・実際、結局容認しているのだが・・・
「いえ、そうじゃなくって・・・最近、とっても多いんですよ。」
「何が?」
「墜落事故が。」
 俺の意識が一瞬飛ぶと同時に、ゲートに立っている警備員がえも言われぬ顔で俺達をに
 らんだ。
「・・・そういう事故はどう回避しろって言うんだ?」
「いえ、あの、『落ちる』って言葉がご主人さまの受験意欲に悪影響を・・・」
「受験に落ちるより乗ってる飛行機が墜落する方がよーーーっぽど不幸だ!!」
じーっ・・・
「・・・何か、気まずいですね。」
「・・・当然だっ」
 周囲の(かなり)冷たい視線に言動の不穏さを指摘された俺は、黙ってゲートを通過する
 のを待った。
「・・・・・・」
 気がつくと、
「・・・?」
 リュースが居なくなっていた。
 どうやらさっきの周囲の雰囲気を察したらしく、何も言わずに居なくなってしまったら
 しい。
「・・・・・・」
 一言あいつに声をかけようかとも思ったが、見送りの人の多さと、出発時間まで後20
 分をきっている事実に気付き、
「そんな事をしている暇は・・・無いな」
 とつぶやいて、俺は人込みの中に向けかけた視線をゲートへと向けた。
 それに、帰ってしまったのなら・・・探すだけ無駄というものだ。
「・・・・・・」
 まただ。
「・・・・・・」
 また、こんな気分になってしまう。
「・・・くそ。」
 先日、あいつにさっさと寝られてしまった時にも感じた苛立ち。
『おやすみぐらいは・・・言わせろよな・・・』
 思わず、あいつの寝顔に話しかけてしまった言葉。
 いつもそばにいて、いつも俺を見ているあいつだから・・・いざって時にいないと、奇妙
 な違和感を感じてしまう。
 違和感?
 いや・・・違う。
 喪失感だ。
「そこにいてくれる。」そう思い込んでいるから感じる、身勝手な感傷。それが徐々に俺
 の中で大きくなっているんだ。
 あいつと会ってから三週間弱・・・そんな短期間であいつは、俺の中に居場所を作ってし
 まった。
 心が触れ合ったと感じた時もある。
 体を重ねているのも理由だろう。
 でも、
 そんな記憶が俺の中で「あいつと一緒に居たい」と言う衝動になってゆく。
 純粋で、熱くて、強い衝動に。
「・・・・・・」
 でも今は、あいつを欲しがってる場合じゃない・・・俺はこれから、一人で闘ってくるの
 だから。
 遅すぎる大学受験。
 不安もあるが、それ以上に熱い意気込みが胸の中で渦巻いている。恐らく現役のまま受
 験を迎えたなら、こんな堂々とした気持ちで試験に臨めなかっただろう。
 それでも、こんなにすがすがしいのは・・・俺の夢を聞いて微笑んでくれたあいつが居た
 からかも・・・

「応援します、ご主人さまの夢・・・だってご主人さまは・・・」

 「・・・・・・」
 あいつの顔が浮かんでくる。
 あいつの声が思い出せる。
 まったく、末期症状だぜ・・・
「チケットをどうぞ。」
「あ、はい。」
 内ポケットからチケットを出して、警備員に見せる。
 差し出されているプラスチックのトレーに、胸元にさしていた眼鏡とキーの束をのせて
 ゲートに向かう。
 何回も飛行機は利用しているのだが、いつもこの瞬間は緊張する。
 ここでこのゲートを・・・
ピンポーン
 と鳴らそうものなら、たちまちさらしものになってしまうと言う緊張感が・・・
 え゛
「・・・あのー・・・」
 おずおずと話し掛ける女性警備員の声に、俺は自分がそのさらし者になっている事に気
 付いた。
「あ、あれ・・・?」
 その瞬間から、俺の頭脳はフル回転で廻りはじめた。
 眼鏡。
 キー。
 他に引っかかりそうなものって・・・ベルトのバックルか?
 しかし、この場で
「いや〜すいませんね。」
 なんてベルトを外そうものなら、俺はただの「礼儀正しい変質者」になってしまうでは
 ないか!
 はっ!も、もしかして、この胸に輝くいいんちょのラバーピンズが反応したのか?ぬお
 〜!さすが日本の航空会社は優秀だぜ!こんな極小サイズのいいんちょを見つけて反応
 する機械を導入するなんてえぇ〜!!
(ゲートはToHeartものに反応する訳ではありません、念のため。)
「あの・・・お客様。」
「は、はいっ!」
 同様丸分かりの返事だ。
「な、何が鳴ったんでしょうかねぇ?」
 不必要なこびをうりつつ警備員さんに話してみる。もう、この時点で、俺に冷静な判断
 力はなくなっていた。
 故に・・・
「・・・後ろ、だと思います。」
 と言った警備員さんの困惑した笑みも、
「?」
 と振り向いた時に
「どうしました?ご主人さま。」
 俺の真後ろにぴったりくっついていたリュースの微笑みも・・・俺にとっては、悪魔から
 の贈り物にしか見えなかった。
「・・・金属だもんなぁ・・・」
 理解してる場合では無い。


               # # #


 ・・・横を通るスチュワーデス、横を通るスチュワーデス・・・その全員の目が笑っているよ
 うに見えるのは俺の気のせいだろうか。
 たぶん、気のせいだろうけど・・・
「はぁ・・・」
 ため息をつくたび、さっきの光景が脳裏をよぎる。
「・・・思いっきり恥かかせやがって・・・」



 「す、す、すみませええぇぇぇーん!」
「いまさら頭下げても遅いわどアホゥ!!」
 ゲートの横にある職員控え室の中に俺の怒声が響く。
「私、こ、ここに来た時は、貨物扱いだったもので、空港の事ぜんぜん知らなくって・・・」
「・・・だからって無言のままで人の後ろについてくる事も無いだろうに・・・ったく・・・」
 涙を溜め、頭をコメツキバッタのように下げまくるリュースを見ていると、いいかげん
 怒る気持ちもなえてくる。
「すみません、すみません、すみませんすみませんすみませんすみませんすみませええぇ
 ぇーん!」
「・・・あぁ、分かった分かった、もう分かったから・・・顔を上げろ、な。」
「ふ、ふやぁい・・・」
たりーっ
「・・・鼻水ふけ。」
「は、はひ。」
ちーんっ
 俺のハンカチで気持ちよさそうに鼻かみやがる。
「うううっ・・・」
「事情も分かったし、気持ちも分かった・・・だから、もう帰っていいぞ。」
 出発時間も迫ってるしな。
「あ、はい・・・・・・・・・」
「?」
 まだ何かを言いかねている様子に、俺は首を傾げた。
「何だ?まだ何かあるのか?」
「い、いえ・・・そうじゃ無いんですけど・・・あの・・・」
「・・・・・・」
 まさかな。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
 おいおい。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
 何だか・・・
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
 なぁ・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。」
「は、はい!」
 飛び跳ねるように顔を上げるリュース。
 ひょっとして・・・こいつは・・・
「・・・はぁ。」
「?」
 かまえて言うのも馬鹿らしい・・・けど、こいつが、さっきの俺と同じように、もしも
 『俺の言葉』を待っているのなら・・・
 俺とこいつが、同じ気持ちなら・・・
ぐいっ
「きゃっ」
 胸にこいつの頭を抱き寄せる。
「月曜日には、帰ってくる。」
「はい。」
 俺の胸元に手をそえるリュース。
「それまで、格ゲーの練習してろ。」
「はい。」
「しっかり身につけて、俺の相手がつとまるようにしろよ。」
「はいっ。」
「受験が終わったら、お前といっぱい遊ぶからな!」
「はいっ!」
「・・・必ず合格するから・・・頑張ってくるから・・・待ってろよ。」
「・・・はい。」
「リュース、いってくる。」
「!・・・はい!」
 ゆっくり顔を上げるリュース。
 結局『いってらっしゃいの・・・』しちまうんだもんなぁ。あ〜あ。
がちゃっ
 先程の警備員が姿をあらわす。
「お客様、出発時間が差し迫っていますので・・・」
 今度は、彼女の時間が止まる番だ。
「・・・出発時間、延期しましょうか?」
「・・・・・・どのぐらい伸ばせますか?」
「ご休憩で三時間といった所でしょうか。」
「面白いねぇちゃんだな、あんた。」
 そんなスレスレなやりとりを、真っ赤になったリュースは上の空で聞いていた。



 「お客様、冷房をお入れいたしましょうか?」
「あ、いえ・・・だ、大丈夫です。」
 スチュワーデスの気遣いが俺を現実に引き戻す。
 その直前の俺の意識を支配していたのは、ガラスの向こうの見送りロビーで大きく手を
 振っていたリュースの笑顔だった。
「・・・結局・・・」
 その笑顔を思い出す。
「自分に素直な分、あいつにはかなわないよなぁ・・・」
 想いが同じなら、応えたい・・・だから・・・
「・・・待ってろ、リュース・・・お前の想いに、お前の期待に・・・応えてやるぜ・・・」
 あいつが言った夢を・・・俺が、俺だけが、かなえてやれるんだ・・・

「応援します、ご主人さまの夢・・・だってご主人さまは・・・私の『素敵なご主人さまと一緒
 に暮らす』夢を、かなえてくれたんですから・・・」

 まだだ、まだだよ・・・リュース・・・今の俺じゃあ、まだ・・・だから・・・
「まず、大学合格が第一歩だ!」
 膝の上で握った拳は、いつもよりやけに熱かった。


               # # #


平盛○○年12月14日(月)午後5時35分・天気・・・晴れ

 俺が家に着いた時には、時間的にはまだ夕方だと言うのに、周囲はすっかり夜の闇に包
 まれていた。
 いつもの通りの家の外灯が、俺を優しく迎え入れる。
「ただいま。」
「ご主人さまー」
 いつも通りのリュースの出迎え。
とてとてとてとてとて
 いつも通りのリュースの足音。
「おー、リュース。ただい・・・」
「はぁっ!!」
たんっ
 床を踏み鳴らす音につづいて、リュースが背中から俺の胸に飛び込んできた。
『背中・・・?』
 浮かんだ疑問を理解する暇も無く、俺の胸元を軽い衝撃が襲った。
とむっ
「どうですか?」
「・・・何だ?今の体当たりは。」
「てつざんこーです!」
 ・・・誰が技名を聞いた・・・
「・・・ご主人さま?」
 予想外に間抜けな顔をしていたらしく、心配げにリュースが俺の顔を覗き込む。
「な、何をしている?リュース。」
「はい、ご主人様の言ったとおり・・・」
 その時の満面の笑みを、俺は忘れない。
「格闘ゲームをしっかり『身につけ』ましたぁ!!」
 受験で感じた爽やかな充実感を、一瞬にして脱力感に転化する微笑みだったからだ。
「俺・・・間違ってたかも・・・」
 寒い玄関にへたり込んだ理由は、旅の疲れからでは無かった。
 絶対に。


               # # #


 そのころ元帥は、
「あうぅ〜」
 ゲームを山ほどかかえてうなっていた。
「あぁ〜あと『さつき』も『ふらわぁ』も『レリーフ』もやらんと〜『いちょう』もフル
 コンプさせんとならんし、何より『リトラバ2』をインストールすらしてないなんてえ
 ぇ〜うがぁ〜」
 自業自得・・・どころじゃないな、これ。
「闘うよ〜ぼかぁ闘うよ〜」



                               第九話 END



次回予告・元帥
 何々?不調だって?う〜ん・・・君を普通の所にやるわけにはいかないしねぇ〜弱ったね
 ぇ〜そうだ、確か俺の知り合いのラボがあるから、そこで見てもらったらいいかもね。
 え?怪しい所じゃないかって?んーな事ないよ〜ふつ〜ふつ〜。
 次回、メカ耳少女の居る風景『同じ空を見て』
 気を付けないとねぇ〜誰と出くわすか分かんないよ〜



NEXT

SS TOP

BACK

mり合いのラボがあるから、そこで見てもらったらいいかもね。  え?怪しい所じゃないかって?んーな事ないよ〜ふつ〜ふつ〜。  次回、メカ耳少女の居る風景『同じ空を見て』  気を付けないとねぇ〜誰と出くわすか分かんないよ〜
NEXT

SS TOP

BACK